2019年度会長挨拶


新年度がスタートするにあたり、ご挨拶申し上げます。
平成30年度の予定をした協会事業は、皆様の協力を得て完了しました。協力に感謝し厚く御礼申し上げます。

 

日本テニス協会では、新しい制度やシステムが導入されることが決定し、その対応が各都道府県テニス協会に求められています。JTAルールブックの改定では、主要な全国大会に繋がる地域大会にはJTA公認B級レフェリーを任命することが求められており、大会運営においても質の高い体制が必要となっています。

こうした中、福島県テニス協会の平成30年度の重点項目は「フェアプレー精神の涵養と徹底」を挙げました。フェアプレーはすぐに身につくというものでなく常日頃からの意識付けが必要です。ただ、勝ち負けだけに固執する選手になってほしくはありません。制度が新しくなっても、ルールが変わってもフェアプレー精神は変わらず必要であり新しい年度も継続して取り組んでいきます。

 

各競技で普及事業が推進されている中、テニス競技では「プレイ+ステイ」を国際テニス連盟(ITF)が提唱し、「楽しくテニスをして(プレイ)、ずっとテニスに留まる(ステイ)」を目指しています。テニスは簡単で楽しく健康的なスポーツです。「サーブを打ってラリーをしてスコアを数えるスポーツ」というコンセプトは老若男女を問わずテニスを楽しむ構成です。たくさんの方とテニスで楽しみましょう。

 

平成30年度の強化事業は、東北総合体育大会では成年男子が6年ぶりに優勝を飾り、成年女子は第2位に入り国民体育大会に出場することができました。国民体育大会の総合開会式では、成年女子の藤岡希選手(福島けんしん)が福島県選手団の旗手を務めました。競技結果は、成年男子が大阪府と対戦し1回戦敗退、成年女子は1回戦で石川県との対戦に2-1で勝利し、2回戦で第3シードの愛媛県に敗れ2年連続の入賞とはなりませんでした。少年男子は福岡県と対戦し初戦で敗れ、少年女子は初戦の和歌山県に勝利し、2回戦で広島県に敗れました。ジュニア選手の底上げと底辺拡大は今後の課題です。

 

平成30年度は普及育成プロジェクトを実行し、藤岡希選手(福島けんしん)が県内各地を回り幼稚園児から一般の方々に対してクリニックを行い、中学校や高等学校の部活動訪問を積極的に展開した結果、延べ1,002名の受講生と接することができました。この事業は全国で初めての試みであり、福島県テニス協会の財産になりました。

 

福島県テニス協会では、福島県中体連加盟に向けて取り組んでいます。2020年度に日本中体連加盟承認が現実的になっている中、福島県中体連に対して加盟申請を行い、今ある中テ連の組織をより充実させ中体連の基準を満たす大会運営が必要です。県内では中学校部活動の実績が増えており底辺拡大は必至の事実です。中学校の部活動は高校、社会人にもつながり、福島県のテニスの発展につながります。 良き選手を目指し、日常の挨拶、礼儀、言葉使いなどを身につけて、そして、各学校や各クラブの指導者やご父兄の皆様も、テニスを通じて人格を形成していくことに力点をおき、社会の一員として恥ずかしくないプレイヤーの育成に努めていきましょう。

 

福島県テニス協会会長 須佐 喜夫